東京電力が16日公開した福島第1原発事故に関する膨大なデータによって、地震と津波で同原発が冷却機能を失う過程と、対応に追われる現場の混乱した状況が明らかになった。事故から2カ月以上たち、ようやく表に出てきたデータ。政府は近く発足させる事故調査特別委員会で、原因究明や初期対応の妥当性などの検証を始める。 ◇非常用復水器、手動で停止 炉心溶融加速か 福島第1原発で最初に大半の燃料が溶融した1号機で、全電源喪失の際に働く唯一の冷却装置である「非常用復水器」を、地震発生後に運転員が手動で停止させていた。 東電は「... > このページを見る
福島第1原発:地震直後データ公表 現場、極度の混乱 - 毎日jp(毎日新聞)
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最終更新時間:
2011年05月16日23時06分