福島第1原発事故 班目委員長、2・3号機でも炉心溶融が起きているとの認識示す
福島第1原発の炉心溶融、いわゆる「メルトダウン」は、1号機だけではなく、2号機・3号機でも起きているとの認識を、原子力安全委員会の班目春樹委員長が明らかにした。
班目委員長によると、3月下旬、2号機の建屋の地下で高濃度の汚染水が見つかった時、すでに、2号機がメルトダウンしているとの認識を持ち、同時に、1号機と3号機もメルトダウンしているだろうと判断したという。
原子力安全委員会は、2号機の状態について、政府の対策本部には当時助言したとしている。
(05/16 17:21)