パレスチナ人がイスラエルとの境界各地でデモ 軍と衝突し、多数の死傷者
パレスチナ人が、イスラエルとの境界各地で15日、反イスラエルデモを行って軍と衝突し、多数の死傷者が出ている。
15日は、1948年、イスラエル建国にともない、多数のパレスチナ人が故郷を追われた日にあたり、ゴラン高原やレバノンとの境界、そしてパレスチナ自治区などで、あわせて数千人が集まり、反イスラエルデモを行った。
イスラエル軍は、デモ隊に対し、発砲するなどして鎮圧し、AP通信によると、これまでに少なくとも15人が死亡し、多数が負傷したという。
今回のデモは、中東各地で民主化を求める機運が高まる中で行われたが、イスラエルのネタニヤフ首相は、あくまでイスラエルの境界と主権を守ると主張している。
(05/16 12:47)