下薗詠子のブログ  ◎◎◎地球の呼吸◎◎◎

下薗詠子の日記
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●私の恋人。惹かれてる人。
私の恋人。
音楽に生きる人。
本当の事を唄う為に命を賭けてそれを行動に動かしてる人。
とても大きな愛で私を包んでくれる人。
素直で才能溢れる人。
夢見がちで女性性が強くてかわいい人。

彼は既婚者で子供も2人いる。
それを知りつつ、恋に落ちた。

私は、神様から3年のSEX禁止令を与えられていた。
3年は過ぎたのだけど、この身を捧げたいと想える人に出会えず、結局4年ちょいSEXをしなかった。
彼と出会って、顔は好みじゃないけど、この人とならSEXが出来ると感じた。
SEXがどういうものか想像すれど思い出せない領域にいた。
彼と出会い、SEX禁止令を解禁するかどうか、本当にこの人でよいのだろうかという葛藤があった。


私はツインソウルを求めていた。
魂の片割れ。
彼がツインソウルかはわからない。
が、限りなく近い。
彼には今まで生きてきた中で構築してきた偽りなどの不必要な付属物がついているから、それを削ぎ落として本質まで辿りついてからでないとみえてこない。
例え、彼がツインソウルであっても、なくても、今、目の前にある恋する氣持ちを大切にしようと決めた。

38度近く熱が出たある日、ビジュアルアーツフォトアワードの大賞の連絡があり、
プロデュースする百々俊二さんから渋谷にお呼びがかかってお酒を酌み交わしたあと、彼に一番最初に大賞をとった事を伝えたいと想った。
しかし、妻子ある身。
メールで「何してる?」と尋ね、「君の事を考えてた」といった。それから電話をしていいかを聞き、電話をした。
自分以上に喜んでくれる彼の声が眩しかった。

それから、、いわゆる不倫という関係だが、純粋に恋することが楽しくて仕方なかった。
が同時に、彼の妻の生霊が強く、肋骨にヒビが入る程のエネルギーに悩まされた。
彼と体を交えた時に、それらの事も担う覚悟はできていた。
しかし、相当たる生霊で何も手が着かなく動けなくなった私の姿をみて、
彼は妻に真実を明らかにした。
彼と妻は夜な夜な話し合いを続け、妻が私と会いたいといった。
それを私は受け入れた。
面倒な沙汰になりたくなかったので、真昼の人の多いカフェテラスで逢う事にした。
時間的に夜だと感情的になりやすいし、人が多い所の方が理性的に話が進むと想ったから。

妻と二人で話し合いの時間をもうけた。
はじめましての時点でハグをした。
あなたと戦くつもりはありません、という姿勢で。
テラスで暖かい秋、お昼からお酒を呑んでおいしい食事を楽しんだ。
私と妻は仲良くなって、いつのまにか相談されたりする仲にまでなって、あくる日、一緒に映画をみに行く程に。

妻公認の不倫となった。
つい先日は、彼と妻子の住む家へ行き、お酒を飲んで、泊まったりした。
大人の話し合いをするつもりが、なんだか楽しくなって、毛布にゴロンと三人で寝ながら笑って遊んだ。
朝になり子供達が起きてきた。長男はすぐに私になついた。
下の女の子は、人見知りなりのガン見で様子見に徹していた。

長男は、どうやら私に自分の友達を紹介したいらしく、4人の友達をつれてきて
「詠子ちゃーーーんっ、きてきて」とひとりひとり異常なる興奮テイストで。

私は写真展会期中に加え夜はアルバイトだったので、もうこの家から離れなければならなかった。
「詠子ちゃん、今日お仕事済んだらここにくる?」来ないよというと、「そしたら、明日詠子ちゃんち行っていい?」完全に仲良くなった。

写真展最終日、親友であり元彼の殿とお酒を飲んだ。
殿に恋人を紹介したいと思って、恋人を呼んだ。
恋人は子供同伴でいいかと聞いてきたのでモチロン!と答えた。
結局、殿が茨城へ帰らなければならなかったので、スレスレで逢わすことはできなかったのだけど。
だから、私と恋人と恋人の子供達とドライブを楽しんだ。
下の子もゆっくりと強くなついてきて、車の中はお祭り騒ぎ。
冷たい夜の多摩川を皆で散歩した。
長男は「僕寒くないよ」って言って、そっと私の右手をフリースの中に入れて、自分の胸元で私の手を小さな両手で包みこんでくれた。
ぎゅーってなった。愛おしいさの何者でもない瞬間。
これは、まぎれもなく私の恋人の遺伝の優しさだと想った。
娘も、言葉は荒いのだけど、おにぎりをくれたり、行動で優しさを与えてくれた。
これは、妻の遺伝の優しさだなって想った。

恋人は離婚に向けて妻と戦い、暴力沙汰になっていった。
感情のぶつけあいだと埒があかないので、私は恋人をかくまった。
現在、半同棲をしている。
毎日に色彩を添える愛に満ちている日々。



しかし、私には、その恋人の他に、惹かれている人もいる。
前世で夫婦だったことのある人で一緒にいて落ち着ちつく人。
まろやかでふんわりしてる人。
女性性が強くて繊細な人。
自由な人。

私の恋人も、私と彼が惹かれあっている事を知っている。
でも、恋人はそれを束縛できないことも知っている。
なぜならば、私は自由だから。
だから、恋人は、それを受け入れようと努力している。
受け入れないと苦しむのは自分だから。その葛藤している姿がとてつもなく愛おしい。

その彼と旅行にいったり、たまに二人で飲んだりもする。
時に、恋人と彼と同席し呑むこともある。
なんだか、本当に自由やなと想う。

自分に嘘をつけないしつきたくない。
私は恋人を愛していて、もうひとりの彼に惹かれている。
ただ、それだけ。
とてもシンプル。
複雑にしようと思えば複雑にも出来るのだけど、そのままを、ただ、、、みるだけ。。。

恋人と彼の共通としていえることは、愛を包む器が大きいってこと。
自分のものにならなくても、私の幸せを願おうとしてくれている。
とても大きい。
美しい。
かけがえのない暖かいものが流れている。

いろんな誤解も生ずるが、「今」のそのままを表現したいんだ。
せっかく神様から生かせていただいてるんだもん。
純粋に生きたいし、表現したい。
それが、ある角度からみたら悪になったとしても、
それは受け取る側の問題だから。
私は、そのままを貫くよ。

| - | 12:27 | comments(6) | trackbacks(0)
コメント
僕は9年だったかな。
僕の場合は目出度く結婚して離婚したけど、結婚に至らなくい恋愛でも、それはそれで良いよね。

でも詠子ちゃんには、結婚して子供を産んで幸せな家庭を持つという経験もして欲しいんだよ〜。 :)
| umachan | 2010/12/28 12:59 PM |
こんにちは^^*
ビジュアルアーツ(大阪)での講演会に行きたいのですが、調べてみても詳細がよくわからなかったので、教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
| 愛菜 | 2011/01/11 10:23 AM |
1/12。18:10より、ビジュアルアーツ専門学校・大阪(大阪市北区曽根崎新地2-5-23)にて行います。
何階で行うかは私もまだわからないのでw お手数ですが、受付にてお尋ねくださいませ。

お問い合わせ:ビジュアルアーツ専門学校・大阪(06-6341-4407)です。お待ちしております〜。
| eiko | 2011/01/11 11:49 AM |
ありがとうございます。
明後日だと思っていたら、明日だったのですね!明日は用事があって講演会は行けそうにないのですが、展示会は絶対に行きます。下薗さんのお話、聞きたかったです。

ではまたブログの更新も楽しみにしています。ありがとうございました。
| 愛菜 | 2011/01/11 8:49 PM |
承認待ちのコメントです。
| - | 2011/05/12 5:03 AM |
承認待ちのコメントです。
| - | 2011/05/16 2:47 AM |
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