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阿蘇山で小規模な噴火 警戒レベル2に引き上げ

2011年5月16日12時17分

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 福岡管区気象台は16日午前、熊本県の阿蘇・中岳第1火口で小規模な噴火が発生し、噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)へ引き上げたと発表した。火山活動が高まり、火口から1キロ以内に大きな噴石を飛散させる噴火の発生が予想されるとして、警戒を呼びかけている。

 同気象台によると、中岳第1火口では15日に2009年2月以来の小規模な噴火が観測され、16日午前10時ごろには灰色の噴煙が高さ約500メートルまで上昇。警戒レベル引き上げを受け、阿蘇市と南阿蘇村などでつくる阿蘇火山防災会議協議会は、火口から1キロ以内の立ち入りを制限した。

 阿蘇・中岳のレベル2は、07年12月の噴火警戒レベル導入後初めて。火口から約1キロ以内に噴石が飛散した小規模噴火は1953年4月や57年12月、77年7月などに例がある。

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噴火警戒レベル
気象台

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