全日本プロレスの東京・後楽園ホール大会が15日あり、三冠ヘビー級王者諏訪魔(34)が、両国国技館大会(6月19日)で激突する永田裕志(43)とタッグマッチで対戦。諏訪魔が22分42秒に永田のパートナー、中西学をバックドロップ・ホールドで料理し、前哨戦を飾った。
諏訪魔と永田はともにバックドロップを得意にするが、諏訪魔は「バックドロップは全日本のもの。全日本を守るのがオレの役目」と豪語。全日本の春の本場所、チャンピオン・カーニバルは永田に優勝をさらわれただけに、敵意をむき出しにした。 (門馬忠雄)