ホーム > リング > リング最新紙面記事

下野、女子プロ界の重鎮の前に沈む

ダイナマイト・関西(手前)に大技のえびす落としを決め、そのままフォールする下野佐和子=大阪ミナミムーブオンアリーナ
【拡大写真はコチラ】
ダイナマイト・関西(手前)に大技のえびす落としを決め、そのままフォールする下野佐和子=大阪ミナミムーブオンアリーナ

 「OSAKA女子」(15日、ミナミムーブオンアリーナ)

 下野佐和子が、師匠・GAMIから課せられた“十番勝負”の第7戦として女子プロレス界の重鎮、ダイナマイト・関西と激突した。序盤から重い攻撃に防戦一方の中、意地のえびす落としを決めたのが唯一の見せ場。連続ラリアートを浴び、最後は強烈なダイビングフットスタンプを食らって3カウントを聞いた。わずか6分半の試合だったが、関西は「久しぶりに元気のいい新人だと思います。またいつでもやろう!」と賛辞。大きな壁に跳ね返された下野は「今までにない緊張感でした。負けてしまったけど、自分の一番の大技・えびず落としを決められたのは自信になる」と収穫を口にした。

 この日、残りの十番勝負の相手が発表された。第8戦は6月19日に豊田真奈美(フリー)、第9戦は6月26日にコマンドボリショイ(JWP)、最終戦は7月17日に同世代の花月(センダイガールズ)と対戦する。強敵ぞろいだが、ナニワの根性娘は「豊田さんは初めての対戦、ボリショイさんは苦手とするタイプ。花月さんは追いつきたいライバル。不安はあるけど、自分の力の全てを出し切って勝ってみせます!」と拳を握っていた。

(2011年5月15日)

ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook

オススメリング写真ニュース

Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp