「OSAKA女子」(15日、ミナミムーブオンアリーナ)
下野佐和子が、師匠・GAMIから課せられた“十番勝負”の第7戦として女子プロレス界の重鎮、ダイナマイト・関西と激突した。序盤から重い攻撃に防戦一方の中、意地のえびす落としを決めたのが唯一の見せ場。連続ラリアートを浴び、最後は強烈なダイビングフットスタンプを食らって3カウントを聞いた。わずか6分半の試合だったが、関西は「久しぶりに元気のいい新人だと思います。またいつでもやろう!」と賛辞。大きな壁に跳ね返された下野は「今までにない緊張感でした。負けてしまったけど、自分の一番の大技・えびず落としを決められたのは自信になる」と収穫を口にした。
この日、残りの十番勝負の相手が発表された。第8戦は6月19日に豊田真奈美(フリー)、第9戦は6月26日にコマンドボリショイ(JWP)、最終戦は7月17日に同世代の花月(センダイガールズ)と対戦する。強敵ぞろいだが、ナニワの根性娘は「豊田さんは初めての対戦、ボリショイさんは苦手とするタイプ。花月さんは追いつきたいライバル。不安はあるけど、自分の力の全てを出し切って勝ってみせます!」と拳を握っていた。
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