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韓国でリップシンク禁止法に賛否両論、「歌唱力かヴィジュアルか」

サーチナ 5月15日(日)10時8分配信

 韓国自由先進党の李明洙(イ・ミョンス)議員は13日、放送や公演などで歌手がリップシンク(あらかじめ収録された歌や楽曲に対して歌っているように見せること)することを禁止する「公演法改正案」を国会に提出したことが分かった。複数の韓国メディアが関連内容を報じており、注目が集まった。

 李議員が発議した法案によると、歌手や演奏者が公演などでリップシンクすることは禁止され、これに違反した場合は1年以下の懲役や1000万ウォン(約75万円)以下の罰金刑が下されるという。

 李議員は、「商業的な公演で事前告知もなく、リップシンクするということは観客に対する欺瞞(ぎまん)行為であり、詐欺行為だ」と主張。また「過去はバラードや演歌などさまざまなジャンルの歌が多かったが、最近にはダンスグループ中心のアイドル歌手しか見られない」として「歌唱力よりヴィジュアル系の歌手を養成する偏った現象が起きている」と指摘した。

 リップシンクを禁止する公演法改正案について、韓国では「歌手ならば当然に歌唱力を優先にすべき」、「歌手によっては歌より舞台で見せるパフォーマンスが重要だ。一方的にリップシンクを禁止するのは妥当(だとう)ではない」という対立した見解が示されており、賛否両論となった。

 インターネットでは、「粗雑なライブで観客の耳を不快にすることよりはリップシンクを使った方がましだ」「外国の歌手は(リップシンクせずに)踊りながら歌を歌えるのに、なぜわが国の歌手はできないの?」などと、韓国歌手の「歌唱力不在」を非難する書き込みが寄せられた。一部では「アイドル歌手のパフォーマンスも見所ではないか」「現実的に話にならない法案」などと法的に規制する必要はないとの主張も提起された。(編集担当:永井武)

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最終更新:5月15日(日)10時8分

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