事件パチンコ店でコーヒーのワゴン販売、消費税1・2億円脱税 大阪の会社告発2011.2.7 07:58

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パチンコ店でコーヒーのワゴン販売、消費税1・2億円脱税 大阪の会社告発

2011.2.7 07:58

 従業員の給与をダミー会社への外注費と装うなどし、消費税約1億2400万円を脱税したとして、大阪国税局が消費税法違反などの罪で、大阪府岸和田市のコーヒー販売サービス会社「ドリームカンパニー」と、同社の林博石社長(52)=同府泉大津市=を大阪地検に告発していたことが6日、分かった。

 追徴税額は重加算税を含め約1億6800万円とみられ、同社はすでに修正申告を済ませたという。

 関係者によると、林社長は資本金1千万円未満の会社が、設立2年内は消費税の納付が免税される制度を悪用し、実態のないダミー会社を2年ごとに新設。

 平成21年3月期までの3年間、パチンコ店内でコーヒーを販売する従業員の給与約18億5千万円をダミー会社への外注費に仮装したほか、パチンコ店内などで運営していた軽食店の売り上げ約7億4千万円をダミー会社に付け替え、消費税の納付を免れたとされる。

 同社は大手パチンコチェーンの大阪府内や四国の店舗で、コーヒーのワゴン販売などを展開していた。

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