さようなら。SEOはついに終焉へ
今年1月に発表されたSEOに関する衝撃の新事実。
皆さんご覧になられましたでしょうか?
TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響する――グーグルとBingが明言
ようは、googleとBingの検索エンジンが、twitterでのつぶやきやFacebookの「いいね」ボタンを押されたサイトのデーターを、検索結果の順位付けに反映させていることを明らかにしました。
これまで各SEO対策業者がおこなってきた手法は、今後一切通用しなくなる方向に進むでしょう。
いうなればスパム扱いされて、「はいさようなら!」コースまっしぐらです。
私が思うSEO終焉について詳しくお話しする事にしましょう。
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※本家のブログではわかりやすくイメージできる画像を公開しております。
BLOG:どこでもドアMarketing
http://ameblo.jp/ippeee-log/entry-10879957552.html
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■SEOはスパム業者の横行
今からお話しする事は、
(スパム行為を認識している)SEO事業者を敵にまわすかもしれません。
しかし真実のみを包み隠すことなくお話します。
実は、かくいう私も2007年からの3年間は、SEO対策を専門に扱う会社で役員を務めていました。
当時まだ一切のノウハウを有していなかった私達は、
半自動でサイトやページが生成される仕組みを構築したり、そのページの(テキスト)内容に沿った外部リンクを自動で貼れるようにするなど、トライ&エラーを繰り返しながら、ひたすら専門技術を身につけてきました。
今も成果が出るか否かは知りませんが、これらは今尚、多くのSEO会社で利用されている手法の一つなはずです。
当時、競合のSEO会社をくまなく調べたところ、下記のような施策が最もポピュラーでした。
無料かつ簡単に設置できるwordpressなどのシステムを利用して、123serverなどのIPアドレス分散&格安な海外のサーバーをレンタルして縦横無尽に設置しまくるのです。
サイトが出来上がったら、中身のコンテンツも自社開発したクローラーで適当にサイトをクローリングして、そこに掲載されていたテキストや画像をランダムに並び変え、新しい(ように見える)コンテンツを生成する。
この手法が検索エンジン側で規制された次は、外国語のサイトにあるテキストをexcite翻訳などを利用して、日本語訳すれば全く問題なかったようです。
サイトの翻訳がめちゃくちゃで、人間が読める代物ではなかったですけどね(笑)
他にもたくさんの施策方法を調べ、試した私は一つの結論に達しました。
検索エンジン側が上位表示させ続けたいサイト、
それは、
ユーザーにとって、適宜必要とされる良質なサイトであること。
たったこれだけの事なのです。
本来これは、サイトの運営企業の人が手間暇かけて行う事なのです。
それぞれの専門分野を知らないSEO企業がそんな良質サイトを作れるわけがないのです。
だって、彼らはいずれの分野においてもド素人ですから。
良質なサイトをSEO業者が作れないからこそ、サイト売買やリンク売買もいまだに成立しているのでしょう。
日本国内だけでその需要と供給がままならず、海外からリンクを購入しているSEO業者もあるほどです。
さらに最近では、
Docomoの公式サイト順位上げ、googleMapの順位上げなどの業者も増えてきているようです。
トラフィック数やPV数をシステムを使い増幅させるような施策をしているとのこと。
Docomoやgoogleさんにとっては大迷惑話ですよね。
「ユーザーにとっての良いサイト」を上位に表示してあげようという親切な思いが、SEO業者によって崩壊させられているわけですから。
はっきり言って邪魔ですよ。
検索エンジン側からの視点での話ですけど。
元SEO事業会社の経営者として断言しますけど、外注を考えている方はいずれのSEO業者にも依頼しない方がいいです。
正攻法で良質なサイトからリンクを貼ってもらったり、(時間と根気は必要ですが)自分のサイト評価を堅実に上げる方法はいくらでもありますから。
施策内容も100%明らかにしないスパム業者に外注してしまえば、最悪のケースとしてあなたのサイトがgoogleから村八分(検索結果からさようなら!)を喰らう事になります。
それでも外注して、なんとか順位を上げたいという方は、自己責任で。
そんなあなたにもう一つだけアドバイス。
SEO事業は粗利7割以上は余裕に儲かる商売ですので、料金は半額以下に叩けますよ。
■ソーシャルグラフによる最適化
さて、冒頭の発表に話を戻しましょう。
そんなこんなでスパム行為が横行しているSEO業界ですが、ついに終焉に向かいます。
これは断言できます。
どこドアマーケでも度々登場しているソーシャルメディアの台頭によって、状況は大きく変わるのです。
ソーシャルメディア上でお勧めされている(イイね!やリツイート数etc)ページを集計して、アルゴリズムに加えることで、検索ランキングの精度を飛躍的に高められるからです。
私が思うにソーシャルメディア上では、実質上、スパムはできません。
スパム的な行動ばかりしているアカウントは、周囲から完全に孤立してしまうからです。
システムを活用してやっていた大きな動きも出きなくなるはずです。
twitterのフォロー数を短期集中で一気に増やして、その後一気に解除している数なんて余裕で管理されてますからね。
そんなアカウントの信用性は既に皆無なはずです。(とくにアルゴリズムからは)
googleは、スパムな人もそのグループも簡単に判別します。
あなた自身がスパム行為をしたり、あなたが「イイね!」しているSEOサービス/事業会社があくどい施策をしていれば、それでもうあなたも目を付けられます。
スパムな人をフォローすると、あなたもスパムメイト(仲間の一味)として認識されてしまいます。
ですから、無差別にフォローすることも避けたほうがいいと思います。
このように検索エンジンのアルゴリズムにソーシャルグラフの要素が加わったことで、腐ったSEO業界を終焉へと向かわせるのです。
長きにわたりスパム行為を繰り返してきたSEO業者の皆さん、
ご愁傷様です。
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