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中区・複合ビル:震災で完成ずれ込む 「11月」が「年度内」、広電社長会見 /広島

 広島電鉄の越智秀信社長は12日の記者会見で、同社などが中区紙屋町1で建設を進めるオフィスと商業施設からなる複合ビルについて、当初予定した今年11月の完成時期が遅れ、年度内を目標にしていることを明らかにした。東日本大震災の影響でエレベーターや空調機器の調達などが遅れているためといい、越智社長は「できるだけ早くビルのオープンをしたい」と話している。

 複合ビル建設は、同社のビル3棟の跡地で、同社と子会社の広電不動産▽三井不動産▽中央三井信託銀行▽CMTBファシリティーズ▽もみじ銀行が共同で進める。地上14階、地下2階で延べ床面積は約2万9000平方メートル。地下2階と地上1~3階が商業施設で、地下2階で地下街「シャレオ」と接続する。1~3階には、もみじ銀行と中央三井信託銀行が出店し、4~14階にはオフィスが入居する。09年8月に着工した。

 プロジェクトマネジメントを行う三井不動産は「共同事業者や交渉中のテナントには、(完成が)遅れる可能性を伝えている」と話している。【加藤小夜】

毎日新聞 2011年5月13日 地方版

 
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