斎藤　本格リハビリ開始　キャッチボールでは変化球も

　左脇腹の負傷で出場選手登録を外れている日本ハムの斎藤佑樹投手（２２）が１４日、千葉県鎌ケ谷市のファーム施設で本格的なリハビリをスタートさせた。２軍の全体練習とは別メニューになったものの、ランニングや約２０メートルのキャッチボールで約２時間半、じっくりと体を動かした。

　約１０分間のキャッチボールでは変化球も試投。「今日の動きの中では痛みはなかった。順調だと思います」と佑スマイルも飛び出していた。もっとも、福田トレーナーが「今日は痛いことと痛くないことの確認」と話したように、今後も慎重に調整を行っていく方針。斎藤も「ケガをしたということは弱いところがあるということ。体をもう一度つくり直して、ケガをする前より良い状態で戻りたい」とさらなる成長を誓っていた。　（臼杵秀之）