前回作成した回路には冗長な部分が含まれていたので、カウンタまわりの設計を やり直しました。
特に、リセット回路については全面的に見直してあります。 測定が終了すると、単安定マルチバイブレーター 74HC123 が5秒程度のパルスを 生成し、これをもちいて2重露光を禁止します。当初の回路では、このパルスを リセットすることができなかったので、測定ごとに5秒待ちが必要でした。 そこで、幕速測定回路から直接マルチバイブレーターを 駆動するように改めました。このことにより、いつでも回路のリセットが可能に なりました。
回路図中のJP1は、幕速測定回路のリセットをどのように動作するか決めるものです。 図ではJP1をOFFにして、カウンタ回路で生成されるリセット信号に従うよう 配線してあります。以前に作成したカウンタ回路はリセット信号を出力できないので JP1をONにして、幕速測定回路で内部的にリセットをかけます。
(2008.8.9記)
幕速検出回路のプリント基板をいつもの業者に作っていただきました。 さっそく部品をとりつけて試運転です。
上の回路図でJP1と記されている部品は、この基板では右下を走るジャンパー線 として実現しています。この基板を2chカウンタ基板と接続するときには このジャンパー線を配線せず、従来のカウンタに接続するときには配線します。
(2008.10.12記)