神奈川・小田原市などに続き、湯河原町と真鶴町で茶葉から暫定規制値上回る放射性物質
福島県内で採取されたアユとワカサギから、食品の暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出された。
福島県によると、アユはいわき市の鮫川、ワカサギは北塩原村の桧原湖で採取されたもので、いずれも禁漁期間のため、市場には出回っていないという。
福島県内の淡水魚から規制値を超える放射性物質が検出されたのは初めてのこと。
一方、「足柄茶」ブランドで知られる神奈川県では、小田原市など4市町村に続き、湯河原町と真鶴町で、5月12日に採れたお茶の葉から、国の暫定規制値の1kgあたり500ベクレルを上回る、530〜680ベクレルの放射性セシウムが検出された。
県は、「規制値を超えたものは出荷を自粛しており、今後、販売される足柄茶は、すべて規制値を下回っている」として、冷静な対応を求めている。
(05/14 07:12)