現在位置:
  1. asahi.com
  2. 環境
  3. 国内(市民・行政)
  4. 記事

群馬の牧草から基準超す放射性物質 前橋など3か所で

2011年5月6日20時19分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 群馬県は6日、前橋市と高崎市、館林市の3カ所で先月26日に採取した牧草から、国の基準値を超える放射性物質が検出されたと発表した。前橋市では放射性セシウムが基準の2.5倍となる1キロあたり750ベクレル、高崎市でも1.8倍の530ベクレル、館林市は1.5倍の440ベクレル。放射性ヨウ素はすべての地点で基準値を下回った。

 県によると、国の指導で原発事故前に刈り取った牧草を牛のエサとしている。これまでの原乳、肉牛の放射性物質検査はいずれも基準値を下回っている。

検索フォーム

おすすめリンク

被災地には物質文明の混沌と自然の生命力があった。地震と津波に直撃された町々の姿を報告。

東電が示す工程表には事態の好転の兆しが。だが極秘資料には『厳しい現実』が示されていた…。

今後の原子力発電、産業の盛衰、被災者の生活基盤は…以前と同じようにはいかなくなった「ポスト3・11」で生活のあり方はどう転換されるのか。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介