災害ボランティア活動担当の辻元清美首相補佐官が、114万円を出張費等に使用した問題で産経新聞へ申し入れを行った。その記事については一旦削除され、現在は再掲載されている。

辻元氏のブログよると、114万円は災害ボランティア連携室の出張費用等の合計で、辻元氏個人の出費ではないとのこと。報道を見ても個人のものとは書かれていなかったので、全体での経費と把握していた人は多いと思うのだが……。

ともかくまぎらわしいと思う人がいるにせよ、申し入れを行ってその結果をブログへ書くぐらいなら出張にかかった経費の明細も添えて書くべきだとの声も多く、産経新聞の記事が再掲載された今もネットでの辻元氏への疑念は晴れていない。現在のインターネット上での辻元氏に対する声は以下のとおりだ。
 
「スタッフ何人で行こうが知ったこっちゃ無いけど、114万円に対して費用対効果はあるの?」
「114万を被災者に配った方が遥かに役にたってる。」
「個室と秘書が揃わないと仕事ができひん。てか」
「明細を公表しろよ」
「山谷参院議員にお願いします。明細などもっと炙り出して下さい。」
「いくら外注費でもこういう時で企業だって無償で協力している所たくさんあるんだからもっと低い金額で出来なかったものかね?」
「明細を見てみたい まぁ公開される事は無いな。」
「つーか、6日間視察してOKじゃなくて、被災地に自腹でずっと張り付いて仕切ってるべきなんじゃないのか?」
「たった6日間で、114万円???どんな豪華な視察をしたら、114万円も使えるねん!」
 
ちなみに震災ボランティア連携室がこれまで支出した経費は240万5千円なので、出張費等と辻元氏は発表しているが、114万円は同室が設立されたあと全ての経費でないのは確かである。

辻元氏はブログで「黒子に徹して仕事を積み重ねていく」とも発言しているが、国民が出張に使われた経費が高すぎると思っている今も活動内容を明確にしないのは「何かを隠している」と思われるのは仕方が無い。

6日間の被災地視察が実りあるものだったのであれば、災害ボランティア活動担当としての自身の信頼を得るためだけでなく、リーダーを見習っての国民の被災地を支援したいという気持ちを高めるため、結果を公表すべきでないだろうか。辻元氏の今後の動向に注目したい。

参照元:辻元清美のつじもとWEB