桜庭一樹さん、直木賞受賞おめでとうございます!!

  『赤朽葉家の伝説』(東京創元社)、で前回初の直木賞候補となった桜庭さんが、新作『私の男』(文藝春秋)で、ついに第138回直木賞を受賞されました。

1993年DENiMライター新人賞受賞。1999年ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作入選。2007年日本推理作家協会賞。　こうした履歴をたどるだけで、桜庭さんが作家として着実に進化してゆく様子が分かるようですね。
　1971年生まれの桜庭さんは、小・中学校時代から大変な読書好きだったと聞いています。30代の作家とは思えないような巧みな語りは、日本文学・海外文学の分厚い読書体験から紡ぎだされる、魔法の糸のようなものでしょうか。
　市立図書館でも、桜庭一樹さんの作品を紹介するために、カウンター近くに、経歴や作品リストを展示して、コーナーを設けました。

　桜庭一樹さんの公式ホームページはこちらから