2011年5月14日 12時39分 更新
ソニーのPS3を売り、マイクロソフトのXbox360を買う人が続出
ソニーのPS3を売り、マイクロソフトのXbox360を買う人が続出
ソニーのゲーム配信サービス「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」などがハッカーの不正侵入を受け、サービス停止状態になっていることから、ソニーのゲーム機「プレイステーション3(PS3)」を売り、競合であるマイクロソフトの「Xbox 360」を購入する人が増えている。
ソニーのプレイステーションのソフトを選ぶ子ども。都内にて。2011年5月5日。
ゲーム雑誌「Edge」によると、英国のある有名小売販売店のマネジャーは匿名で「(PSNなどの)サービスが停止してから1週間は、販売やトレード(交換・売買)に常時と目立った違いは見られなかった。しかし2週目からは、通常の200%以上のPS3がトレードに出され、半々の割合で、現金受取かXbox 360との交換が求められている」と明らかにした。
ベルギーの「ゲームスワップ(Gameswap)」のTom Mestdaghさんも同意する。通常は、お金の必要性に駆られてゲーム機のみを売りに出す人が多いが、今は「PS3のゲーム機本体と共に、ゲームソフトも売りに出す」と述べ、「しかもお金は求めず、Xbox 360を欲しがる」と語った。
ソニーのプレイステーション・ネットワーク(PSN)などのサービス再開のめどはまだ立っていない。ブルームバーグは6月上旬の予定と報じたが、ソニーや関連会社からの発表はないままだ。
IBTimes