伊外相「カダフィ大佐が負傷で首都離れる」、本人は声で否定
ロイター 5月14日(土)10時42分配信
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5月13日、イタリアのフラティニ外相が、リビアの最高指導者カダフィ大佐が負傷して、トリポリを離れたようだと語った。写真は11日に国営テレビが放映したカダフィ大佐の映像(2011年 ロイター) |
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フラティニ外相は、司教とは数週間にわたって緊密に連絡を取っており、その話は信頼できるとした上で、カダフィ大佐が「トリポリを離れた可能性が非常に高く、負傷しているとみられる」と発言。ただ、どこでどのように負傷したかは不明だとしている。
これに対し、カダフィ大佐は音声メッセージで、「私は、臆病者の十字軍(NATO軍)の手が届かず、殺害できない場所にいる。たとえ肉体を殺しても、何百万人もの心にある魂は殺せない」と訴えた。
カダフィ大佐の姿は放映されなかったが、リビア政府のスポークスマンは、大佐にけがはなく、トリポリで健在だと語った。
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最終更新:5月14日(土)12時21分
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