東京中日スポーツ 55周年企画
55周年イヤーの記念事業や紙面企画をご紹介します
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】ラミ会心2ラン 無敗バリントン沈めた2011年5月14日 紙面から ◆巨人3−0広島一振りで仕留めた。0−0の4回無死一塁。巨人・ラミレスは初球の真っすぐをたたいて、左翼席へ放り込んだ。7試合ぶりの7号先制2ラン。来日初登板から4戦4勝だったバリントンを沈める価値あるアーチで、負傷者続出のチームにマツダスタジアムでの今季初勝利をもたらした。 この回の先頭だった3番の坂本も初球を打って左前打。中軸の2人がわずか2球で2点を奪った。ラミレスは「試合前のミーティングで吉村コーチに早いカウントから仕掛けようとアドバイスをもらっていたんだ。それが生かされたよ」。原監督は「まばたきしている間に点を取った感じだったね」と電光石火の先制劇を評した。 マツダスタジアムの打席に立つと、ラミレスは手が付けられない。スタジアムが完成した2009年以来、28試合で14本塁打。今季は4試合で3発。低反発の統一球が導入され「(広い)マツダで本塁打を打つのは難しい」と表情をしかめていたのも過去の話。昨年107キロだった体重を100キロに絞り、シャープになったスイングで本塁打を積み上げている。 肋骨(ろっこつ)骨折で2軍にいる高橋由に続き、この日は小笠原が死球で負傷退場。ベストオーダーを組めない苦境にあっても、4番だけは揺らがない。現役最多941試合連続出場中の主砲が、小ぶりとなった打線をしっかりと支えている。 (永山陽平) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|