経済・ITピーチ・ジョン創業者、野口社長が退任へ 親会社のワコールが経営陣刷新2011.5.13 22:38

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ピーチ・ジョン創業者、野口社長が退任へ 親会社のワコールが経営陣刷新

2011.5.13 22:38

 ワコールホールディングス(HD)の塚本能交(よしかた)社長は13日、大阪市での会見で、子会社の下着販売会社「ピーチ・ジョン」(東京)の創業者である野口美佳社長(46)が近く退任することを明らかにした。

 野口氏は平成6年に創業し、やり手の女性経営者としてメディアにも登場。20年にワコールHDの完全子会社になったが業績が振るわず、23年3月期決算で2年連続の赤字を計上した。

 塚本社長は「経営陣を刷新して事業の再構築を図る」と説明。野口氏も退任の意向を示しており、6月の株主総会で退任が正式に決まる見通しだ。後任の社長は当面、川中英男ピーチ・ジョン会長(ワコールHD副社長)が兼務する。

 一方、ワコールHDが同日発表した23年3月期連結決算は、国内事業の減収を海外事業などで吸収し、売上高は前期比1・5%増の1657億円、営業利益は11・7%増の42億円、最終利益は3・6%増の26億円と、増収増益になった。

 24年3月期は、引き続き好調な中国事業などを軸に売上高は0・8%増の1670億円、最終利益は53・0%増の40億円を見込む。

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