岩手の牧草、基準値超える 福島以北で初めて岩手県は13日、滝沢村で11日に採取した牧草から、農林水産省が定めた暫定基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。今年分の牧草は収穫されておらず、福島第1原発の事故後に収穫したものは乳牛や肥育牛に与えられていない。 乳用牛が食べる牧草1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は300ベクレルで、滝沢村では359ベクレルを検出した。 県によると、福島県以北で牧草の放射性物質が基準値を超えたのは、岩手県が初めて。 【共同通信】
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