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【社会】

孫が「暴行、火を付けた」と供述 強殺、放火容疑で再逮捕へ

2011年5月13日 21時35分

 甲府市宝、無職白木国江さん(83)方が全焼し白木さんの焼死体が見つかった放火殺人事件で、同居の孫基之容疑者(27)=窃盗容疑で逮捕=が「金が欲しくて暴行し、居間に灯油をまいて火を付けた」と供述していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 甲府署捜査本部は供述が裏付けられたとして、窃盗容疑の勾留期間が満期を迎える14日、強盗殺人と現住建造物等放火の疑いで基之容疑者を再逮捕する方針。

 捜査関係者によると、基之容疑者は4月21日、自宅で白木さんから財布が入ったバッグを奪って暴行を加え、火を付けて殺害した疑いが持たれている。

 基之容疑者は翌22日に白木さんのキャッシュカードで銀行から現金20万円を引き出したとして4月23日に逮捕された。

 その後の調べで暴行や放火の経緯を供述。居間からだけでなく、白木さんの遺体と基之容疑者が当時はいていたズボンから油性反応が出た。

 白木さんの肋骨が数本折れていたことも判明している。

(共同)
 

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