更新日:2011.05.10 21.00 
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【金曜プレステージ『医療捜査官 財前一二三』】
13(金)21:00〜
医師免許を持つ刑事、医療捜査官・財前一二三を高島礼子がクールに熱演。
医療費の不正受給にまつわる事件をリアルに描く。
 土砂降りの山中から顔がケロイドのように焼けこげた遺体が発見された。身元確認ができないように歯も何本か抜かれ、両手の指紋も消されている。神奈川県警の刑事・五十嵐鞘次郎(西村雅彦)は後頭部打撲による脳挫傷が死因で、被害者は腎臓病を患っていたことを若い監察医から告げられる。それ以上の手がかりらしきものを提供できない監察医にいらだつ五十嵐。そこへ警察庁の警視、財前一二三(高島礼子)が現れる。一二三が若くして警視のポジションにいることに驚く五十嵐をよそに、一二三は遺体から被害者が死の直前までどこかの病院で人工透析を受けていたと断言する。一二三は医師免許を持つ刑事、医療捜査官だった。
 数日後、五十嵐は警察庁の特別捜査課に出向させられ、課長の瀬戸(北村総一朗)から一二三の部下として事件の捜査に当たるよう任じられる。
 一二三は被害者の入院していた石和田総合病院の医師として潜入捜査を行っていた。五十嵐と合流した一二三は、被害者・谷川陽三(石田信之)の身元を割りだし、重度の腎臓病と合併症を患っていたにもかかわらず10日前に自主退院していたことを伝える。と、その時、看護師長の工藤満代(床嶋佳子)から急患だと呼び出される。
 呼び出された先にいた急患は院長の石和田正晴(升毅)だった。院長室で倒れているところを満代と看護師の真鍋ゆり(よしこさん)に発見された石和田は、副院長の田端(デビット伊東)、妻の佐和子(大沢逸美)に知らせることなく一二三を呼ぶことを指示したということだった。
 一二三の処置により石和田は意識を取り戻す。ただ、院長が腎不全の一歩手前というところまで症状を悪化させておきながら、腎臓病の第一人者である田端の診察を受けないことと妻の佐和子にも秘密にしていることを一二三はいぶかしがる。看護師のゆりの話によると副院長・田端と石和田の妻・佐和子は不倫関係にあり、いずれ婿養子の院長を追い出し、病院を乗っ取ろうとしているウワサがあるとのことだった。
 その頃、五十嵐は被害者・谷川が生前仲が良かったという入院患者をあたっていた。そのなかで入院歴が長い塩山(河原さぶ)という患者に「腎臓病だからこそ、できる金もうけがある」と意味深な話をされる…。
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