'11/5/13
広電新ビル完成遅れ本年度末
広島電鉄(広島市中区)は12日、東日本大震災の発生による建材不足の影響で、11月を目指していた中区紙屋町の再開発ビルの完成時期が来年にずれ込む見通しを明らかにした。来年3月末までの完成を目指す。
再開発ビルは地上14階、地下2階延べ約2万9千平方メートルで、「(仮称)広島紙屋町プロジェクト」として建設中。震災で生産拠点が被災し、エレベーターや空調機器の調達が滞っている。建築主の広電や三井不動産(東京)などが影響を調査し、11月の完成は困難と判断した。
【写真説明】建材不足のため、完成が来年にずれ込む見通しとなった再開発ビル(広島市中区紙屋町)