 |
2011年5月12日(木) 19:20 |
|
 |
派遣看護チームの津山市職員が報告
岡山県の保健師派遣チームの一員として、岩手県で被災者や、子どものケアを行った津山市の職員が、現地の様子を報告しました。 避難所では、仮設住宅入居の抽選結果などをめぐって、被災者が強いストレスを抱えているなどと、現状を訴えました。
報告を行ったのは、津山市障害福祉課の保健師杉井真澄さんで、今月2日から6日まで、大船渡市の避難所などで被災者の相談などにあたりました。 杉井さんは、「被災者は表面上は大丈夫と感情を押さえ込んでいるものの、仮設住宅への入居抽選をめぐる当たり外れへの不満や被災状況の差などから新たな格差が生まれ、ストレスになっている」と現状を説明しました。 杉井さんは、震災後2か月が経ち、今後支援が徐々に減る段階で、虚脱感を覚える被災者が多いのでは、と心のケアの継続の必要性を訴えていました。
|
|