現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 事件・事故
  5. 記事

前の車の運転手、無理な車線変更の疑い 2人死亡事故

2011年5月13日3時46分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 大阪市浪速区の歩道上にいた男性2人が12日、突っ込んできたタンクローリーにはねられて死亡した事故で、大阪府警は13日未明、タンクローリーの前方で事故につながる無理な車線変更をしたとして、ワゴン車を運転していた会社員笹部正男容疑者(43)=大阪府枚方市出口2丁目=を自動車運転過失致死と道路交通法違反(事故不申告)の疑いで逮捕し、発表した。

 調べに対し、笹部容疑者は「車線変更時には後ろに車はいなかった。事故のことは知らず、自分に責任はない」と容疑を否認しているという。

 事故は12日午前8時55分ごろに発生。浪速区日本橋東3丁目の国道25号で石油製品卸売業の工藤進治容疑者(55)=自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕=が運転するタンクローリーが歩道上を約13メートル走り、派遣社員の男性(49)とアルバイトの男性(75)をはねて死亡させたとされている。

 工藤容疑者が「隣から車線変更した車との衝突を避けようと急ハンドルを切った。急ブレーキをかけたが止まりきれなかった」などと供述したため、府警が現場から走り去ったワゴン車の行方を捜査していた。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介