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【大リーグ】

松井に恵みの雨でノーゲーム 2タコ&チームも0−7大敗消滅

2011年5月13日 紙面から

レンジャーズ戦の2回、三振に倒れたアスレチックス・松井。試合は4回途中で降雨ノーゲームとなった=レンジャーズボールパークで(AP=共同)

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 こりゃツイてる。アスレチックス、そして松井に恵みの雨が降り出したのは4回だ。7点ビハインドの一方的な展開で迎えた2死二塁。松井が左腕ハリソンの前に一ゴロに倒れた直後、大粒の雨がレンジャーズボールパークを襲う。

 「当分始まらないという情報だったのでゆっくりしていた」。突如降り出した雨に松井もベンチ裏で静養。結局、2時間14分の中断の末降雨ノーゲームが発表された。この中止に小躍りしたのが先発のゴンザレスだ。モアランドに満塁弾を喫するなど、2イニング2/3を投げ7失点で降板。ところが記録は抹消され「メジャー初の満塁本塁打のモアランドには悪いことをしたね。小切手を渡したいくらいだよ」とほくそ笑んだ。

 もちろん、松井も雨の恩恵を受けた。苦手左腕に対する2打数無安打は帳消しとなり、打率は2割3分5厘のまま。背番号55は「ラッキーと思えるように次の試合で頑張りたい。今日中止になってよかったと思えるようにね」と前を見据えた。

 ただ、12日の休養日を挟み13日からは今季最長の20連戦。チームも、松井にとっても今季を占う正念場を迎える。 (アーリントン大城和美)

 

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