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【プロ野球】

虎 速攻 今季最多13安打11点 天敵・篠田を攻略!

2011年5月13日 紙面から

阪神−広島 3回裏無死、ソロ本塁打を放ちベンチで出迎えられる城島(右)=甲子園球場で(横田信哉撮影)

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◆阪神11−4広島

 虎打線がついに目覚めた。降りしきる雨の中を訪れた虎党に、御礼とばかりの大爆発。今季最多の13安打11得点の爆勝に、真弓監督も「連敗で打つ方は湿りがちだったけど、何とか調子を取り戻せたかな」と、ひとまず胸をなで下ろした。

 2点をいきなり先制された。しかも相手マウンドは通算1勝6敗の苦手・篠田。この嫌な流れに猛反発した。鳥谷、新井貴の長打などですぐさま逆転すると、序盤3イニングでなんと9得点。天敵を速攻KOした。

 序盤から盛り上がる甲子園。大観衆からひときわ大きな拍手を受けたのが城島だった。3回には左翼ポール際にソロアーチを放ち、7回には同じく左翼ポール際へひときわ大きい5号ソロ。この日の2打点で日米通算1000打点(日本802、米国198)。捕手では野村、田淵、古田に続いて4人目の快挙だった。

 「日米通算という言葉がつきまとうしね。でも、トータルの数字は大事だと思う」と誇らしげに話した城島。だが記録よりも「雨の中、無理やりやった感じ。勝ってよかった。タイガースらしいゲームだった」とトンネルから抜ける勝利を喜んだ。

 これで連敗は3でストップ。借金は2となり、13日からの中日3連戦に3連勝すれば、交流戦前に一気に返済できる。狙うは3タテ。ナイン全員の思いを代弁するように指揮官は「借金を早く返さないといけない」と言葉に力を込め、引き上げた。 (島田明)

 

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