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【芸能・社会】

「龍馬伝」演出の大友啓史さん NHK退局、フリーに

2011年5月13日 紙面から

 昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」や、「ハゲタカ」シリーズ、「白洲次郎」などを演出し、斬新な映像表現でヒット作を連発していた大友啓史ディレクター(45)が4月30日付でNHKを退局していたことが12日までに分かった。本紙の単独取材に大友さんは、今後はフリーで映画やテレビドラマはもちろん「龍馬伝」で描いた坂本龍馬ばりに新たな道を進む考えを明かした。

 大友さんは1990年にNHKに入局。94年からドラマにかかわり、97年から2年間、米ハリウッドに派遣された経験を持つ。09年には映画版の「ハゲタカ」の監督もした。

 取材を受けたり講演した際に演出論を熱く語ることから、最近のNHKディレクターとしては珍しく放送業界にとどまらず広く知られた存在。

 福山雅治(42)主演の「龍馬伝」では、俳優の動きを事前に限定せず、カメラが追う方式を採用。迫力ある映像が評判を呼び、福山はじめ出演者の信頼も厚かった。

 大友さんは「『龍馬伝』をやっているころから外部の方から仕事のお誘いもあり、新たな展開を考えるようになった」と説明。映画やドラマが中心となるが「龍馬のように新しいことをしたい」とした。

 退局にあたってNHK側との問題もなく「将来、またNHKの仕事もしたい」としている。夏に向けてフリー第1作の準備を進めているという。

 

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