気象・地震

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東日本大震災:福島第1原発事故 2号機建屋の放射線量、毎時4.1ミリシーベルト

 東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉建屋内の放射線量をロボットで計測した結果、1階出入り口の二重扉の内側すぐの場所で毎時4・1ミリシーベルトだったと発表した。湿度が94~99%と非常に高かったという。

 東電によると、温度は34~41度。2号機は3月15日に格納容器下部の圧力抑制室付近で爆発があり、容器が損傷しているとみられる。圧力抑制プールの水温は80度前後になっており、ここから湯気が立ちこめている可能性があるという。

 東電は17日に示した工程表で「3~6カ月」を目標に2号機格納容器の補修工事を行うとしているが、人が立ち入って作業を始める際には、蒸気換気も必要になるとの見方を示した。【阿部周一】

毎日新聞 2011年4月19日 東京夕刊

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