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<デジタル・トゥデイ>ネット接続を遮断する「ブロッキング」、対象外のサイトまで閲覧不能に、ぷらら

2011年5月12日(木)19時15分配信 @niftyビジネス 

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ネット接続を遮断する「ブロッキング」、対象外のサイトまで閲覧不能に、ぷらら [ 拡大 ]

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インターネット接続サービス(ISP)で、特定のWebサイトへのアクセスを遮断する「ブロッキング」が、本来は対象外となるサイトまで閲覧不能にしていたことが分かった。NTTぷららのISPサービスで発生したもので、同社は利用者やサイト運営者に謝罪した。

ブロッキングは、特定のWebサイトを閲覧できないよう、ISP企業がアクセスを遮断する仕組み。パソコンなどに専用ソフトを導入、設定してアクセスを制限する「フィルタリング」とは異なり、利用者に選択の余地がない。2011年4月1日から児童ポルノを排除することを理由に、インターネットコンテンツセーフティ協会が対象となるWebサイトのリストを配布し、ISP各社が導入している。

ところが2011年5月12日、匿名掲示板「ふたばちゃんねる」などの一部が、ぷららのISPサービス利用者からアクセスできなくなっている、との声が上がり、ほかの匿名掲示板「2ちゃんねる」や、ミニブログ「Twitter(ツイッター)」などのソーシャルメディアで話題が広がった。

NTTぷららによると ネットワーク機器の設定ミスにより、一部のWebサイトで児童ポルノサイトのブロック画面を表示し、接続できない状態にしてしまったが、すでに復旧したという。原因は設定ミスのみで、インターネットコンテンツセーフティ協会やブロッキングを実施している他社には関係がないとしている。

ブロッキングについては、インターネット関連の政策提言を行う民間団体MIAU(インターネットユーザー協会)が反対を表明するなど、賛否が分かれており、今回の事態を受けてなお議論が続くとみられる。

(植木 皓=ニューズフロント

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