(CNN) 水星、金星、火星、木星の4惑星の大集合が、近く夜明け前の東の空で観測できる見通しだ。
米テキサス大学マクドナルド天文台の隔月機関誌「スターデート」によると、米国では10日、南部を中心に地平線近くの低空で、肉眼でも見ることができる。
まず4惑星の中でも月の次に明るい金星、木星は比較的容易に見つかる。右側にある金星のさらに右斜め下、木星までとの距離と同じくらい離れた位置に、やや暗い水星が浮かぶ。一方、木星の左下方向のかなり低い位置には火星が見えるとされるが、これはさらに暗いため、双眼鏡の助けが必要になるかもしれない。
日本での観測好適時期については、国立天文台のウェブサイト「ほしぞら情報」(http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html)などで情報を得ることができる。