自殺した上原美優さん、記者に語っていた本当の素顔

2011.05.12


上原美優さん【拡大】

 タレントの上原美優さん(24)が12日、東京都目黒区のマンションで首をつって死亡していたことが分かったが、上原さんは4年前のZAKZAKのアイドル企画「ZAK THE QUEEN 2007」のファーストステージに登場していた。取材当時から繊細な表情を見せていた彼女の素顔とは−。

 上原さんがZAKZAK編集部に取材で訪れたのは4年前の平成19年2月。「ZAK THE QUEEN 2007」に登場した当時は「種子島出身で10人兄弟の末っ子」をあまり売りにしていなかった。当時から「売れるかどうか、すごく将来が不安」だと繊細な一面を見せるも、「グラビアで有名になりたい」と決意し、動画でも語っていた。

 意外な一面としては、ちょっと咳き込んだ記者に向かって「大丈夫ですか」と本気で心配してくれる気遣いのできる瞬間も。

 ちなみに当時好きな男性のタイプは「年上の男らしい人がいい」と語り「恋愛に人生が左右されてしまうことが多い」そうで「今は仕事に集中したいので彼氏はいらない」とキッパリ。だが今回「恋人がいたが、うまくいかないと悩んでいた」と一部で報道されている。しかし、取材でも「ダメ男を好きになってしまうのか、男性でいろんな失敗したことがある」と話していた。

 また取材当時、記事には書けなかったが「都内のキャバクラでバイトしてる」と告白。記者に「お店に来て」と冗談ぽく誘っていた。

 しかも「かなりヤンキーだった」と荒れていた少女時代など激白し、取材でそんなにすべてさらけ出さなくても…というくらい何でも語り、タレントとしては「素直すぎる」という感じもあった。

 数年後、バッタリ出会ったとき「ブログに書く内容に困っている」と話し「美味しいものを食べても、貧乏アイドルのイメージが崩れてしまうかもしれないと不安でブログに書けない」と悩みも語っていた。

 「末っ子だからか甘えん坊なのかな」と自身で分析し、当時は「まだ兄弟全員がそろったことがない」と言っており「家族全員でそろいたい」と。そして「いつかは結婚して子供は11人欲しい」と話していた夢は実現できなかった。(K)

 

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