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「アメとムチ」不適切 防衛相が強調 市町村への基地交付金2011年4月15日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

 【東京】北沢俊美防衛相は14日の参院外交防衛委員会で、基地所在市町村に対する交付金がしばしば「アメとムチ」と表現されることについて「極めて適切でない、ネガティブな表現だ。金で地域を揺さぶるという表現はまったく当たらない」と述べた。この日の委員会では基地所在市町村に支給する「特定防衛施設周辺整備調整交付金(9条交付金)」の対象をソフト事業に拡大するとした改正案を審議した。改正法案は19日の同委員会で採決する予定。
 北沢氏は米軍再編交付金を事例に「再編による負担軽減を図るための支援は政府の当然の責任だ。アメとムチとの表現が当たらないような政策運営を心掛けていきたい」と述べた。
 小川勝也防衛副大臣は、米軍嘉手納基地周辺で2006年から10年までの間、環境省の掲げる航空機騒音基準を超えた数値が4カ所で確認されたと報告した。


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