仲井真弘多知事は15日午前県庁内で記者会見し、「沖縄の人はゆすりの名人」との発言で国務省日本部長を更迭されたケビン・メア氏が、自身の発言を「歪曲(わいきょく)された」と釈明したことについて、「(上司にあたるルース)大使が発言後に来県し県民に説明したのに比べ、この人物の謝罪は報道されていない」と不快感を示した。「(国務省を退職し)民間人になった方について、これ以上はコメントしたくない」とも述べた。
また、政府が東日本大震災の復興財源の確保のため高速道路無料化や割引の中止を検討していることについては「震災復興には基本的にしっかり取り組むべきだと考えている」と有料化に理解を示した。一方、県内ではもともと那覇ー名護間の正規料金1500円を独自に割引していた経緯を挙げ、「(県分は)どう対応するか考えていきたい」と話した。
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2011年4月15日仲井真知事定例会見 [更新:2011年4月15日 16:00] |