「大相撲技量審査場所2日目」(9日、両国国技館)
入場券は“札止め”。でも客席には空席がチラホラ…。無料入場の技量審査場所ならではの珍事が起きた。2日目は当日配布分の入場券1000枚が午前10時20分に配布終了し事前受け付け分もすべてさばけていたため、満員になるのが当然の状況だった。ところが、実際にはマス席を中心に若干の空席があった。事前に入場券を手に入れながら来場しない人たちがいたとみられる。ある協会職員は「こんなことなら熱心な当日配布分にもっと振り分けたらよかった」と憤った。放駒理事長(元大関魁傑)が「館内をのぞいてみたりしているが、頑張ってと声をかけられた」と振り返る通り、館内の声援は温かいものばかり。来たくても入場券を手に入れられなかった人のためにも、入手済みの方はぜひご来場を‐。
緊急アンケート…来場者はガチンコに満足/被災者860人が観戦「来てよかった」/入場券配布時にファン443人が行列/被災者千人招待も初日観戦希望750人/「土俵祭」前に震災犠牲者へ1000人で黙とう
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