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【大相撲】

理事長、「遊び」発言で厳重注意 把瑠都、次は出場停止も

2011年5月11日 22時10分

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は技量審査場所4日目の11日、3日目の取組後に「(今場所は)遊びの場所みたい」などと発言した大関把瑠都(26)=エストニア出身、尾上部屋=を厳重注意した。

 この日の取組前に把瑠都を役員室に呼び出した同理事長は「本人は『すみません。冗談でした』と言っていた。自覚が足りないとしか言いようがない」と話した。

 把瑠都を事情聴取した二所ノ関生活指導部長(元関脇金剛)は「おまえのたった一言で名古屋場所もできなくなるんだぞ、分かってるのか」と注意し、同理事長は「今度やったら出場停止だぞ」と叱責した。

 尾上部屋では八百長関与で3人が引退し、師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は酒気帯び運転の疑いで摘発され、相撲協会の処分を受けたばかり。理事長は「一挙手一投足が見られてるんだから、言動に気を付けろと言ってるんだが…。子どもじゃないんだから、1回言ったら分かってくれなきゃ」とあきれ顔だった。

 把瑠都はこの日、安美錦を気合十分の取り口で一方的に押し出したが、厳重注意を受けたことには「申し訳ない」と言葉少なだった。

(共同)
 

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