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2011年5月11日 (水)

はてな?行政発表前に愛護団体が発表?・・・福島県飯館村で動物の避難にあの団体が一任された?

この話・・・本当なんだろうか?ネットには沢山の欺瞞が詰まっていると常々思っているのだが、こんな内容で表明されると”本当だろう”と根拠ナシに信じてしまいそうになるわが家の飼い主もまだまだなんだなぁ。

本日の午後2時過ぎに、動物愛護団体と称するUKC JAPANが以下のアドレスで飯館村で動物の一時避難を一任すると正式に村長から依頼を受けたとあるが・・・。http://ameblo.jp/dog-rescue/

以下にも怪しいその情報です。飯館村から正式に動物たちの一時避難について依頼を受けるに当たって、同行した国会議員(衆議院議員)玉置公良は、この件についてご自身の情報発信ツールであるホームページなどで情報を発信している様子は今のところありません。もちろん、飯館村のホームページにもそのような情報は発信されていません。(確認が出来ていない)

はたして・・・行政は、ある特定の動物愛護団体に動物の一時避難を依頼するのでしょうか?行政発表よりも先に、発表して既成事実を作ろうなんて魂胆じゃないのでしょうか?疑いはますます濃くなるばかりです。

福島県の獣医師会へ確認をしたところ、そのような事実を会で確認していません。と断言しております。はて・・・どっちの言い分が正しいのでしょうか?福島県獣医師会には、わが家の飼い主が前々から協力できる部分は協力をしたいと申し出をしている事もあって、獣医師会にある程度のコネクションを形成したところだったので、当方の問い合わせに対しては、嘘・隠していることなく正直に説明を貰ったところでした。

飯館村に関しては、計画的避難地域に全域が指定されているところで、現時点では自由に行き来ができることになっています。その地域が動物の一時避難を特定の動物愛護団体を称するところに一任をするでしょうか?普通はありえないそんな内容です。

福島県獣医師会は、数日前に飯館村より今後の計画避難にあたって、動物たちの一時預かりの協力を求められて、その要請に対し快く応じることで返答をしたそうです。そのような状況の中で、特定の愛護団体に一任しましたという報告を獣医師会がもらっていないのは、非常に不可解だと担当者は私に応答しております。また、獣医師会は市町村がそのように特定の団体に一任するというような決定をすることは出来ないので、ありえる話では無いとも、個人的な見解ですが・・・とremarkをつけて応答もしてきています。

さて・・・今回のこのWEBでの発表は本物なんだろうか?はたまたマヤカシのものなのか?真相は徐々に明らかになるものだと私はそう思います。同行した国会議員には何の利益があって同行したのでしょうかね?それも謎です。福島県選出の国会議員ならばまだしも・・・福島から遠く離れた和歌山県選出の国会議員ですよ。福島県選出の国会議員といえば大御所がいるじゃないですか???平成の水戸黄門 渡部恒三代議士にはどうしてお願いが通用しないのでしょうかね?

残念ながら、和歌山県選出の玉置代議士にも何か利益がもたらされるのではないか?と疑いが寄せられるのも必至です。何か良からぬ鼻薬でも嗅がされたのか?と今の段階では疑われてしまうでしょう。

はっきりと断言できるのは、今のところ獣医師会には特定の愛護団体に一時避難を一任するという決定がされたという公式見解は無いということです。

問題になっているUKC JAPANという団体を見てみると・・・

この団体は、ある特定犬種の認定を日本で任されていると言われているが、彼らのHPを確認すると、単なる血統申請の取次ぎが行われているだけで、何も認証する権限はアメリカのUnited Kennel Clubからは与えられていないのです。HPには、血統証発行までの流れが示されていますが、日本で血統を認証する形にはなっていませんでしたよ。アメリカから直接、血統証が飼い主に届くということですから・・・。何の権限も無い書類の取りまとめ屋と認識されてもしかたありませんね。

そして、ご本家のアメリカのUKCのHPを確認してみるとさらによく分かります。現地法人という地位をどうも与えられていないようです。彼らのHPにはこう記されています。http://www.ukcdogs.com/WebSite.nsf/e63329fac2fcceaa8525735c0061eb4d/49e2ca950e3ff29c852578700046b978?OpenDocument&Highlight=0,ukc,japan

Tsunami relife for UKC clubs in Japan

Nearly a month after the earthquake and tsunami, Japan is still inundated with abandoned and homeless pets. You can show your support by donating with the button below:

The link goes directly to the Paypal account of J-Taz, our primary APBT club in Japan. Thank you for your support.

だそうです。日本語に訳してみれば・・・ 地震と津波のおおよそ1ヵ月後でも、日本では遺棄(破棄)されたり、居所の分からないペットが多く存在している。あなたは、下のボタンで寄付することで援助することができます。リンクは私達の日本にあるアメリカンピットブルテリア(APBT)のクラブであるJ-TAZのPAYPALアカウントに直接行きます。あなたの援助に感謝します。

という内容です。この文面には、UKC JAPANなる法人名称は存在しません。あるのは、J-TAZとアメリカンピットブルの日本における唯一のクラブとしか記されていません。

たしか・・・UKC JAPANという団体は、アメリカのケンネルクラブの日本法人だとyoutubeの映像では話が録音されていましたけど・・・その話がおおよそ偽物だったというネタはちゃんとアメリカのご本家にございましたよ。

これでも・・・まだ、この団体を信じてまだまだ際限なく支援をしたり、寄付をしたり出来ますか?私だったら・・・あぁだまされたなぁ!って思って早々に手を引きますけど。

今日の示したUKC JAPANのホームページにもありますが、福島にシェルターを作るから寄付が必要だなんて言っていますけど、被災地での犬猫を元の家族に返すというのは、地の利をもった地元の力が必要なんです。愛護という言葉だけで遠方からひょっこりと現れる団体にそんな寛容にせっする事なんてできません。(しないでしょう)

少なくても、飯館村では・・・福島県獣医師会に一時預かりの協力をすでに求めて居るわけですから、このシェルター構想は本物でしょうかね?謎です。

今回は、お得意のyoutubeで映像は示さないのですか?偽物と言われないように、”一任します”っていう音声と映像が欲しかったなぁ・・・今回も残念な結果ですか?

まだまだ続く・・・動物愛誤問題・・・金ヅルは自分ひとりのものにしなければ美味しい思いは出来ませんからね?心中お察し申し上げますとでも言っておきましょうか。

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コメント

この団体がなぜ『一任』を求めるのか、非常に不可解です。
だいたい、本部が大型シェルターを計画しているのに土地がないということで
なかなか進まないでいるのに。
飼い主さんたちは『近く』を希望しているし、できれば毎日通って
顔を見たいわけですからね。
だから避難すればどこでもいいってわけじゃない。
なのにこの団体はシェルターを作るという裏付けも何もないまま
『一任』って、そりゃないでしょう〜〜〜。
私、この団体が何をしているのかも、その名称すら知らなかったです。
スタッフ、何人いるんでしょうね〜?
東京や千葉、神奈川に一時預かりに出す飼い主さんも少ないのにね・・・。
愛護の精神があれば、本部のように地域に近い場所にシェルターをということに
なって当たり前ですよね。
こういう時だけで、どうしてセンターのワンたちには同じことができないんでしょうか?
そこからして信用できないな。

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