自民党の石破茂政調会長は11日の記者会見で、福島第1原発事故を踏まえ「(自民党が)長年、与党として原子力政策を担ってきたことは間違いない。党としてきちんと検証しなければ政府を追及する資格を持たない」と述べ、与党時代の政策の検証作業を進める考えを明らかにした。
河野太郎前幹事長代理も同日、BS11の番組で「若手が党の中で『(事故の)土壌を作ってきたのは自民党だ。その責任を認めざるを得ない』とかなりオープンに議論するようになった」と指摘した。【念佛明奈】
毎日新聞 2011年5月11日 18時07分(最終更新 5月12日 0時44分)