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福島県産の一部の野菜、出荷停止解除 キャベツなど

2011年5月11日20時42分

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 菅内閣は11日、国の暫定基準を超える放射性物質が検出されて出荷停止を指示していた福島県の野菜の一部について指示を解除した。解除されたのは(1)県北地方(福島市など8市町村)と県南地方(白河市など9市町村)のキャベツ(2)県中地方(郡山市など12市町村)のブロッコリー(3)会津・南会津地方(会津若松市など17市町村)のホウレンソウ。いずれの野菜も一部地域で規制が続いている。

 また、厚生労働省は10日、福島市で9日に採れたカブから国の暫定基準(1キロあたり500ベクレル)を超える570ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。同市を含む福島県の県北地方のカブは、4日に出荷停止が解除されたばかり。同県は10日、福島市にカブの出荷自粛を求めた。

 菅内閣は11日に再び福島市やその周辺でカブの検査を実施。結果を見て出荷停止が必要か検討する。

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