フジテレビ番組情報
番組紹介
今、日本の「近代」が溶け始めています。
倒産、リストラ、学級崩壊、そして家族さえも・・・海図なき大波乱の時代、寄る辺を失った人々はどこへ向かうのでしょう?
ザ・ノンフィクションは、ディープにそしてアクチュアルに測鉛を降ろします。
ニューヨーク・フェスティバル2011で銀賞獲得!!
中央:信友直子
「ニューヨーク・フェスティバル」は54年の歴史を有し、テレビ番組以外にも映画・ラジオ・広告・インターネットなどのあらゆるメディア表現を評価の対象としている国際的な総合コンクール。1957年に創設されて以来、毎年開催しており、今年もさまざまなカテゴリーで募集が行われ、テレビ部門には全世界35ヶ国から数千作品のエントリーがありました。
4/12ラスベガスで開催されたNABの中でテレビ部門の表彰式が行われました。フジテレビからは「おっぱいと東京タワー〜私の乳がん日記〜」「神戸新聞の7日間」「ハッピーバースデー」の3作品が入賞し、「おっぱいと東京タワー〜私の乳がん日記〜」は見事、銀賞を受賞しました!
■タイトル
「おっぱいと東京タワー 〜私の乳がん日記〜」
(2009年12月6日 当番組で放送)
■概要
「私」(信友直子)は40代の独身テレビディレクター。
故郷の広島を離れ、仕事漬けの日々を送りつつ、心の中はいつも
結婚、出産への焦りや、仕事でもっと成功している人への嫉妬で一杯で、
いわば「自分の欲深さに苦しめられている」毎日を過ごしていた。
そんな「私」を襲った、3年連続の不幸。
43歳で子宮筋腫のため子宮摘出。44歳で列車事故に遭い骨盤骨折。
そして45歳で告知された乳がん。
しかし、死すら覚悟したこれらの経験は、「私」の心に、想像もしなかった
変化をもたらしてくれた。
年老いた両親の愛情に気づき、自分が生かされていることに感謝―。
「私」の幸せのハードルは下がり、ささやかなことにも幸せを感じられるように
なったのだ。
番組は乳がん闘病のようすを密着した映像を中心に、「私」の心の軌跡を
「私」自身が語る一人称形式で描きます。
■スタッフ
撮影:南 幸男
編集:井上秀明
CP :味谷和哉
構成・演出・P:信友直子