経済

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携帯電話:契約数1億2000万件突破 2台目需要で

 電気通信事業者協会は11日、国内の携帯電話契約数が4月末時点で前月末比0・5%増の1億2017万件になったと発表した。09年11月末に1億1000万件を超えて以降、1年5カ月をかけて初めて1億2000万件を上回った。

 高齢者らが初めて契約するケースがあることに加え、通常の携帯電話と多機能携帯電話(スマートフォン)の両方を持つ「2台目需要」が生まれていることが背景にあるという。

 携帯電話各社の発表によると、4月の新規契約から解約数を差し引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが23万9300件と13カ月連続で首位だった。4月下旬に、ソフトバンクの携帯電話回線を利用する米アップル製の多機能端末「iPad(アイパッド)2」が発売されたことなどが要因。

 2位はNTTドコモの18万8000件、3位はKDDI(au)の14万100件、4位はイー・アクセス(イー・モバイル)の7万4400件だった。

毎日新聞 2011年5月11日 19時25分

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