放送予定

このページの位置情報
2011年 5月11日(水)放送
ジャンル:社会問題 自然・科学 災害

故郷(ふるさと)はどうなるのか

 ~福島・浪江町 原発事故に直面する人々~

(NO.3037)

内容紹介

 
 

地震と津波、そして原発事故に見舞われてから2か月を迎える福島県浪江町。人々を取り巻く状況は厳しさを増している。捜索活動は始まったものの、遺体の損傷が激しく、身元確認は進んでいない。最新の調査で町の放射線量が高いことも判明し、避難生活が年単位に及ぶ恐れも高まってきた。そうしたなかでも希望を捨てずに動きだしたのが、町の将来を担うと期待されていた商工会青年部のメンバーだ。原発事故を収束させるため、汚染水の除去作業に新たに加わったクレーン運転士。バラバラに避難する人々の絆を守ろうと、炊き出しの集いを開く鉄工所の経営者。困難に直面しながら、町の復活をあきらめない人々の姿を追う。
※福島県二本松市より生中継

出演者

  • 馬場 有さん(浪江町町長) 浪江町臨時役場 NHKサイトを離れます
  • 八島 貞之さん(浪江町商工会青年部)

2011年 5月12日(木)放送
ジャンル:文化・芸能 地域 歴史

どう守る“地域の宝”文化財

(NO.3038)

内容紹介

 
 

いま、全国各地で文化財が展示も適切な管理もされず、行き場を失うケースが急増している。自治体の財政難や市町村合併に伴って、博物館の閉館が相次いでいるためだ。一方、文化財を保有してきた寺などが後継者難や地域の過疎化で、文化財を盗難などから守れないとして、博物館に寄贈・寄託する動きも広がっている。しかし、増え続ける文化財に、どの自治体も充分な文化予算を確保できず、対応を苦慮している。新たな博物館のあり方を模索する動きなども交え、文化財をどう守っていくべきか考える。

※東北地方では別番組の放送となります。
〈東北地方での放送予定〉5月13日(金)総合テレビ午前10:25~

出演者

  • 三輪 嘉六さん(九州国立博物館 館長)