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向井 勝って国内最短タイ世界へ弾みつける

 先輩王者・名城信男(左)から「オレの8戦目を超えろ」と、プロ7戦目での世界王座獲得へハッパをかけられた向井寛史=大阪市内の六島ジム
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 先輩王者・名城信男(左)から「オレの8戦目を超えろ」と、プロ7戦目での世界王座獲得へハッパをかけられた向井寛史=大阪市内の六島ジム

 ボクシングのWBC世界フライ級14位・向井寛史(25)=六島=が10日、大阪市の六島ジムで、7月30日に大阪・住吉区民センターで東洋太平洋フライ級王者ロッキー・フエンテス(フィリピン)に挑戦することを発表した。

 プロキャリア5戦(5勝)の向井にとって、37戦の経験がありWBC同級3位にランクされる王者への挑戦はかなりの“冒険”となる。所属ジムの枝川会長は「無謀なマッチメークかもしれないが、それを乗り越えれば世界に行ける」とゲキ。タイトル奪取に成功すれば、次戦で世界挑戦させると明言した。

 7戦目での世界王座獲得となれば、WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡)に並ぶ国内最短記録。「デビュー前から『最短で』と思っていた。相手は強いけど、『向井は世界に行ける』と思わせる試合をしたい」。向井は笑顔で、前哨戦を快勝でクリアすることを誓った。

(2011年5月10日)

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