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“中部電力は鉄道運行に配慮を”

5月10日 14時10分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大畠国土交通大臣は、閣議後の記者会見で、中部電力浜岡原子力発電所の運転停止に伴い、中部電力が管内の企業に節電を要請する場合は、鉄道各社の運行に大きな影響が出ないよう配慮を求める考えを示しました。

この中で、大畠大臣は「東京電力が3月に実施した最初の計画停電では、首都圏の鉄道各社が運行本数を減らした結果、利用者や企業活動に大きな影響が出た。今回、中部電力は安易に鉄道の運行本数を減らす方策はとるべきでない。基本的には鉄道の運行については除外していただきたい」と述べ、中部電力が管内の企業に節電を要請する場合は、JR東海や私鉄など鉄道各社の運行に大きな影響が出ないよう配慮を求める考えを示しました。そのうえで大畠大臣は、鉄道各社に対しては駅の照明を削減するなどの節電対策に取り組むよう求める考えを示しました。