東日本大震災の津波で被災した八戸港第3魚市場＝八戸市白銀町＝で、18日に震災後初の冷凍イカの入札が行われることが、11日の関係者への取材で分かった。被災で水揚げ作業を行う環境が整っていないため、実際の商品は搬入されず、見本写真での入札となるが、魚市場機能の回復に向け一歩前進することになる。 入札にかけられるのは、イカ釣り船「第8白嶺丸」が今年1〜2月にペルー沖で漁獲したアメリカオオアカイカ約335トン。同船は3月下旬に入港し、水揚げする予定だったが、震災で中止に。イカは現在、函館市内の倉… [記事全文]
2011/04/12 14:00 【東奥日報】