【経済】宝石販売「美宝堂」、事実上の倒産2011年5月11日 12時34分 帝国データバンク名古屋支店は11日、親子3代で出演するユニークなCMで知られた宝石販売の「美宝堂」(名古屋市東区)が、資金繰りの悪化から事実上の倒産状態に陥ったと発表した。 同社は、経営者が知人から集めた多額の現金の返済が不能となっていることが発覚した3月から店舗を閉鎖し、事業停止状態となっていた。 同支店によると、美宝堂は今月2日に2回目の不渡りを出して金融機関から取引停止処分を受けた。負債額は2010年1月期末で22億円とみられるが、さらに変動する見込みもある。 同社は1950年創業。経営者の親子が登場する宣伝などで人気を呼び、東海地方で高い知名度を誇った。07年1月期には11億円の売上高を計上。しかし08年のリーマン・ショック後の消費不況で業績が悪化し、10年1月期の売上高は7億円に落ち込んでいた。 (中日新聞) PR情報
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