角田の角田市後援会発足…仙台

角田市の名産品を贈られた角田（左）

　Ｊ１仙台のＤＦ角田誠（２７）は１０日、宮城県角田市で自身の後援会との交流会に参加した。

　選手と市の名前が同じという“縁”から発足した後援会。会員は現時点で４７人まで増えた。農協や角田市観光物産協会など５つの団体、企業の協賛が決まったほか、市も協力する予定。チーム関係者は「選手個人に対し、ここまでの規模の後援会ができたのは記憶にない」と驚いた様子だった。

　農協などの協力もあって、今季１ゴールにつき「誠においしい角田米」３０キロ、１アシストにつき納豆などの地域の農産物１箱を本人に寄贈することも決定。会の代表を務める佐藤武平さん（３４）は「被災を受けた方々への支援のひとつとして活用していただければ」と語った。

　活躍次第では、名産品などのキャラクターとして起用される計画もある。角田本人は「仙台が快進撃を続けて、みんなが笑顔になれるように頑張りたい」と力強く決意を語った。「中盤の核」の担い手として、１４日の磐田戦（ユアスタ）でも躍動する。