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富司純子、岡田氏は「ゴッドファーザー」

2011.5.11 05:04
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富司純子、岡田氏は「ゴッドファーザー」

通夜に参列した富司純子【フォト】

  • 役所広司
  • 鳩山邦夫
  • 小林稔侍

 肺炎のため9日に死去した東映の名誉会長、岡田茂氏(享年87)の通夜が10日、東京・港区の青山葬儀所でしめやかに営まれた。

 通夜に参列した女優、富司純子(65)は「(映画界の)ゴッドファーザーで、私の支えでした」と故人を偲んだ。

 藤純子の芸名当時の1968年、人気シリーズ「緋牡丹博徒」の主演に岡田氏によって抜擢され、当時を代表するスターとなった。富司は「豪快な笑いと豪快な声で面白い話をして下さった。いつもバックアップしてくださいました」と恩を振り返った。

 72年に四代目尾上菊之助(現・七代目尾上菊五郎)との結婚を機に引退。引退作「関東緋桜一家」に東映のオールスターを総出演させ花道を飾ったのも岡田氏だった。「結婚するときには結城の着物を買ってくださった。地味な着物でしたけど、キチッとした主婦になりなさいということだったんだと思います」。

 富司の亡父、俊藤浩滋氏は「任侠映画の首領」といわれ東映で活躍した映画プロデューサー。岡田氏とは親友でありライバルだったが、「(天国で)ケンカしながら2人でみんながビックリするような映画を作ると思います」と話していた。

(紙面から)


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